2023年度のキックオフイベントを6月16日に開催しました!
4期目にして、これまでのキックオフで最も参加者の多い70名程度の方にお集まりいただきました。
また、今期から事務局チームのメンバーもたくさん増え、賑やかなスタートが切れたことも、とても嬉しかったです。
1. 「つくるひとをつくる、ために」
琉球新報社取締役の松元さんの挨拶から始まったキックオフ。
いつも通りチェックインは大いに盛り上がり、どのテーブルでも微笑みが溢れていました。
あたたかい雰囲気になったところで、新規パートナー企業の皆さんからご挨拶いただきました。
「みなさんと一緒に社会課題解決を実現したい!」「もっともっと学びたい!」というような言葉が印象的でした。
OSPの「S」はもちろんSDGsのSではあるけれど、私たちにとっては、まず近くの課題を1つずつ解決することが大切なんだという気づきを頂いたような気がします。
その後、今年度のOSPの取り組みのビジョン「つくる人をつくる、ために。」の中身である具体的な活動内容を共有しました。
今年度のOKINAWA SDGs プロジェクトは、これまでの活動を評価していただき2つの公共事業に採択されています。
①地域の課題を自治体と共創して解決
地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業(中小企業庁)
②稼ぐ力を通して沖縄の課題を解決
沖縄県所得向上応援企業認証制度支援事業(沖縄県マーケティング戦略推進課)
それぞれの事業は、自治体と企業の連携で進行するため、パートナー企業の皆さんにもぜひご参加いただきながら、それぞれの事業を通してOSPから県内に新しいインパクトを生み出したい!とワクワクしております。
2. ワークショップ
最後のセッションは、たっぷり1時間のワークショップ。
少人数に分かれ、各テーブルで「自分自身はどんな課題を解決したいと思っているのか?」という問いをテーマに深掘りしていただきました。
たくさんの課題が出ました。それぞれの会社に関連する内容や、障がい者雇用、エネルギーの問題、電気代の高騰、従業員の給与所得向上、海や環境に関すること、子どもたちへの教育機会、貧困の課題・・・。
参加者の皆さんからの感想でも「暖かい雰囲気の中、みんなが本音で議論できた」「テンポ良いキックオフで、4期以降の目指すべきものがクリアになった。」「多くの人とお話することで今まで目を向けてなかったことについて考えられた。(教育、貧困、野良犬等)」「色々な方の考えや問題としていること、今後どうなっていったらいいのかなど、非常に参考になり、刺激をうけました。」と、ワークの感想や、今後の意気込みが寄せられました。
また、第二部の懇親会では、パートナー企業であるフォーモスト ブルーシール株式会社の友利さんより「海に関するプロジェクトに取り組みたいと思っている」という挨拶や、琉球大学の山元先生より「アフガニスタン等より留学している生徒のビザが切れてしまいそうである、帰国すると日本に留学していたという事実だけで処刑の対象になってしまうため、雇用等を通して彼らの沖縄での暮らしを支援してほしい」という呼びかけがありました。
山元先生の呼びかけに対しては、「うちで雇えるかもしれない」という声がその場で上がり、その後調整が進んでいると伺っています。
会場での出会いをきっかけに、それぞれのリソースや想いが繋がってプロジェクトが生み出されていくのがOSPの良さだなと再認識するようなキックオフでした。
キックオフでお伺いできた今年度活動をご一緒するみなさんの関心や情熱を土台に、カンファレンスやスピンオフイベントの企画を進めています。
今年度も、よろしくお願いいたします!
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