はじめまして、OSP事務局の又吉 誠(まこつ)です。
まこつと覚えていただけると嬉しいです。
株式会社うむさんラボ・株式会社レキサスに所属しています。
OSPでは、プロジェクトの全体の進捗を見たり、誰も拾えていないボールがないか確認をしています!
7月14日(金)に「企業と自治体の共創を考える」をテーマにOSPカンファレンスvol.1を開催しました。80名以上の方にご参加いただき、初参加の方も多く普段とはまた少し違った雰囲気でした!
カンファレンスvol.1では地域の課題を自治体と民間が協力して解決する重要性や、自治体の取り組み事例、大学や市民を中心とした連携の可能性など、共創について多面的に考え、実際の活動にお誘いすることを目的にしていました。
1. イントロセッション
イントロセッションでは、ナビゲーターのさとみさん(琉球新報・名嘉真 智美)からOSPの活動目的や、昨年パートナーに加盟いただいた沖縄トヨタグループの紹介をいただきました。
OSPはプロジェクトを生み出し続けるコミュニティでありプラットフォームになることを目指しています!
そして、恒例の参加者同士でのチェックインを行い、「お名前」「休日の過ごし方」「思い入れのある地域」について分かち合いをしました!
普段は異なる会社や組織の方々とプライベートな内容や自分の思い出を語ることが少ないのもあり、自分自身の新たな一面を知ってもらえた時間のように感じています!
2. キーノートスピーチ
中小企業庁 経営支援部の日野賢汰さんより「地域の課題を自治体と企業が共創するとは?」というテーマでキーノートスピーチを行いました!
日野さんからは、地方公共団体と民間事業者の連携可能性や、実際に連携を推進するための「地方・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業」についてのご説明をいただきました。
官民連携を促進するマッチング事業や、後継者不足解決のための事業継承マッチング事業など具体的な事例をもとに、地域と民間の連携について考える時間になりました。
3. スペシャルトーク
スペシャルトークでは、株式会社オガール代表取締役の岡崎正信さんに「社内の課題解決が、地域の課題解決に繋がっていく」をテーマに熱い想いを共有していただきました!
SDGs事業やまちづくりのプロジェクトについて率直なお話をいただき、参加者からも官民連携の重要性について感想が多く寄せられました。
SDGs事業やまちづくりのプロジェクトについて率直なご意見をお話いただき、参加者からも官民連携の重要性をさらに感じたという感想が多く寄せられました。
また、OSP事務局の華さん(琉球新報・黒田 華)と岡崎さんのトークセッション、会場からの質疑応答を行い、沖縄の課題や次のアクションについて分かち合いとても盛り上がったセッションとなりました!
4. JICHITAIプロジェクト
JICHITAIプロジェクトでは、宮古島市、恩納村、沖縄県の代表者が登壇し、自治体や企業が共同で取り組んでいるプロジェクトの成果や展望を共有しました!
地域での具体的な取り組みを知ることができ、自治体と企業の連携の意義について改めて考えさせられる時間となりました。
宮古島商工会議所の糸数さんより島内物流の取り組み、その難しさなど具体的な取り組み事例を共有いただきました。
宮古島観光協会の川満さんより観光×一次産業DXをテーマに、具体的な取り組み事例とその結果を共有いただきました。
恩納村赤土等流出防止対策地域協議会の桐野さんより恩納村でのベチバーを通しての赤土流出対策や商品化、農家さんや地域の連携などについてお話しいただきました。
沖縄県の山田さんよりジェンダーについて、特にDEIGOプランや事実ベースの重要な指標について発表いただきました。
また、ジェンダーに関してのOSP有志企業チームの取り組みについて琉球新報の慶田城さんより共有しました。ジェンダーについて企業を超えて話をする場の大切さや、OSPや社会としてこのテーマに対する関心の高さを感じました。
盛りだくさんのJICHITAIプロジェクトでしたが、地域での具体的な取り組みや、地域の課題を知ることができたという意見があり、改めてOSPとして自治体と企業の連携のために何ができるかを考える時間になりました。
5. PICK UP プロジェクト
PICK UP プロジェクトでは、地域共創の中から注目すべきプロジェクトをピックアップし、研究機関や市民参加の視点での発表がありました!
琉球大学のCOI-NEXTの塚原さんからは島嶼循環社会に向けた研究機関、行政、民間、市民社会の連携について発表いただきました。
ゼロエミッションラボ沖縄の鹿谷さんより「CO2ゼロのゆたかな島づくり会議」について発表いただきました。
PICK UPプロジェクトでは、研究機関やまちづくりの視点から行政との連携について共有いただき、自治体の発表とは異なる視点での共創の可能性について感じました。
6. アウトプットセッション
今回は「企業と自治体の共創を考える」でのインプットセッションの内容をさらに自分ごととして深めていくために、三自治体+琉大のCOI-NEXTの4テーマにわかれ、自治体と民間、NPO、学生が一緒になり、ディスカッションを行いました!
「自分や組織としてできること」、「私たちができることを掛け合わせることでできそうなこと」を問いとして、「プロジェクトを生み出し続けるためのコミュニティでありプラットフォーム」に向けた意見交換が行われ、参加者からの熱気や発表で私自身も非常にワクワクした時間でした!
7. まとめ
今回の「OSPカンファレンスvol.1」は、「地域の課題を自治体と企業が共創して解決する」をテーマに開催し、宮古島市、恩納村、沖縄県の発表やその他の官民連携の具体的な取り組みに触れる機会になったと感じています。
アウトプットセッションで発表やワークシートに記載いただいた取り組みについて、OSP事務局としてしっかり伴走していきたいと思います!
次回のカンファレンスvol.2は9月22日(金)午後から琉球新報ホールで開催予定です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!!
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